かつお食堂 店主 / かつおちゃん
鰹節伝道師
永松 真依
1987年生まれ、神奈川県育ち、成城大学文化史学科卒業。
鰹節を削る祖母の姿に魅了されたのを機に、鰹節の魅力に開眼。
以来、かつお一筋の生活に(笑
2017年、東京・渋谷に鰹節の美味しさと魅力を伝える料理店
「かつお食堂」をオープン。
その一方、全国の鰹節の産地を訪れては、鰹節にまつわる取材を重ねる。各地での講演やワークショップ、食育などのイベントを通して、手削りの鰹節の普及、鰹節の魅力を伝える活動も行う。ニックネームは「かつおちゃん」。
かつお食堂は、「ミシュランガイド東京2022/23/24」と3年連続
「ビブグルマン」で掲載れました。
ぜひ、かつお食堂へご回遊または、もどりがつおを
お待ちしております!
Katsuo Shokudo Owner
Katsuobushi Evangelist
Mai Nagamatsu
Born in 1987, raised in Kanagawa Prefecture, graduated from the Department of Cultural History at Seijo University. When I was fascinated by the sight of my grandmother shaving bonito, I opened my eyes to the charm of bonito. Since then, he has devoted himself to bonito A restaurant that conveys the deliciousness and charm of katsuobushi to Shibuya, Tokyo in 2017 Opened "Katsuo Shokudo". On the other hand, he visits katsuobushi production areas all over the country and collects information on katsuobushi. Through events such as lectures, workshops, and dietary education in various places, he also promotes hand-shaved katsuobushi and conveys the appeal of
かつおワンダーランドへようこそ
すりすりすり。
鰹節を削る音、削る香り。
ひとの心とからだに染み渡る本物の味。
大人も子供も、おじいちゃんもおばあちゃんも、動物も、
このふつうの美味しさに笑顔がこぼれる。
母なる海が育み
漁師さんが果敢に自然と戦って釣り上げ、
鰹節職人さんが木と火と微生物の発酵を生かして
我が子の如く大切に育て、
そうして出来上がった鰹節を、
職人さんが木や鉄に命を吹き込んだ道具を使って、
料理人さんや各家庭のお母さんが、手で削り出汁を引く。
そうやってたくさんの生命や想いの繋がりから
生み出される食は心にも身体にも優しく、
きっと自分を愛せたり、
身近な人を大切にできるヒトを育ててくれる。
感謝と共に命を頂き、また新たな命が育まれていく、
そんな自然とカツオ節と人の巡りの和が、
末永く今と未来に続いてゆくことを願って。
出汁を引いてみませんか、
鰹節を削ってみませんか、
さあかつお節に恋をしよう